208冊目『図解アンガーマネジメント』

 私は「うまく怒れない」タイプ。

相手に言いたいことはあるけど、言えない。

「怒り」とはその人の価値観であり、二次的感情なのだという。

「挨拶するべき」とか「お年寄りに席を譲るべき」とか、その人の中の譲れないものがあって、他人がそれに反すると生まれるのが、怒り。

もしくは、「最近夫と会話がなくて寂しい」とか「責任を押し付けられて悲しい」とか、もともとはそういう感情だったものが、吐き出せずに我慢し続けた結果、怒りになってしまう。

どっちも心当たりが…(;'ω'∩)

この本では色々なアンガーマネジメントの方法が書いてあって、どれも簡単なことばかりだった。

有名なのは「怒りを感じたら6秒だけ我慢する」というものだと思うけど、私が面白そうだなと感じたのは「丸一日おだやかに行動してみる(24時間アクトカーム)」と「理想の人になりきる(プレイロール)」というもの。

前者は怒らない日を体験してみる、とも言い換えられるかな。

怒らないで過ごすことがどれだけ快適か知ることで、怒りをコントロールしていくというもの。

後者は、怒りを感じたら「理想の人ならどうするか?」って考えてみる。

「怒る」ということに関しての私の理想の人は旦那さんだから、「旦那さんならどうする?」って考えることになる。

彼とは10年一緒に居るけど、怒られたことが無い。

喧嘩も無い。

彼は自分の価値観がちゃんとあるんだけど、他人の価値観も認められる。

「そういう考え方もアリ」って言える人。

私もそんなふうに、「それもアリ」って思えるようになりたいな。

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