私は「うまく怒れない」タイプ。
相手に言いたいことはあるけど、言えない。
「怒り」とはその人の価値観であり、二次的感情なのだという。
「挨拶するべき」とか「お年寄りに席を譲るべき」とか、その人の中の譲れないものがあって、他人がそれに反すると生まれるのが、怒り。
もしくは、「最近夫と会話がなくて寂しい」とか「責任を押し付けられて悲しい」とか、もともとはそういう感情だったものが、吐き出せずに我慢し続けた結果、怒りになってしまう。
どっちも心当たりが…(;'ω'∩)
この本では色々なアンガーマネジメントの方法が書いてあって、どれも簡単なことばかりだった。
有名なのは「怒りを感じたら6秒だけ我慢する」というものだと思うけど、私が面白そうだなと感じたのは「丸一日おだやかに行動してみる(24時間アクトカーム)」と「理想の人になりきる(プレイロール)」というもの。
前者は怒らない日を体験してみる、とも言い換えられるかな。
怒らないで過ごすことがどれだけ快適か知ることで、怒りをコントロールしていくというもの。
後者は、怒りを感じたら「理想の人ならどうするか?」って考えてみる。
「怒る」ということに関しての私の理想の人は旦那さんだから、「旦那さんならどうする?」って考えることになる。
彼とは10年一緒に居るけど、怒られたことが無い。
喧嘩も無い。
彼は自分の価値観がちゃんとあるんだけど、他人の価値観も認められる。
「そういう考え方もアリ」って言える人。
私もそんなふうに、「それもアリ」って思えるようになりたいな。
本とコーヒーがあれば幸せ
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